採用1年目職員が語る!
~私の就職活動、そして、静岡市職員として働くということ~

平成31年1月28日(月)・29日(火)に開催した「静岡市職員業務説明会」のプログラムの一つ、「パネルディスカッション」に、平成30年度新規採用職員3人が登壇。静岡市役所を志望した理由、就職活動のこと、働いてみて感じたギャップや仕事の魅力などを語ってくれました。ここでは、その時の内容を再現。大学を卒業して新社会人となった彼らの率直な思いを、ぜひご覧ください。

初めに、現在担当している業務や職場の雰囲気について教えてください。

財政局 税務部 市民税課
主事|藤田 美桜子
平成30年度採用
[Iターン・新潟県出身]

藤田 私は現在、市民税課に所属しています。そこで、個人市民税・県民税の賦課、つまり、納めていただく税金の額を決める業務、なかでも給与から市民税・県民税を天引きする特別徴収を担当しています。主に法人や個人事業主の方からの問合せや、申請の受付・処理などを行っています。

職場の雰囲気は穏やかで、分からないことを聞きやすく、丁寧に教えてくれる職員が多いです。

山田 私は現在、固定資産税課に所属しています。藤田さんと同じく税金の賦課業務を担当していますが、対象となる税の種類は土地にかかる固定資産税になります。

人数が多い職場で、若い職員の割合が高いため、非常に賑やかですし、仕事の話からプライベートの話までできるアットホームな雰囲気です。

仲村 私は現在、保健予防課に所属しています。難病患者に対する医療費の助成業務を担当しています。具体的には、患者様からの申請の受付、受給者証の発行、保険者との連絡などの事務を担当しています。

保健師や薬剤師など様々な職種の職員が在籍しており、比較的女性の多い職場です。分からないことは何でも優しく教えてくれるので、とても働きやすい職場だと感じています。

静岡市職員として採用される前に、静岡市に対してどんなイメージを持っていましたか。

藤田 私は大学進学に伴い、初めて静岡市での生活を経験しました。静岡市は、自然溢れる、人が穏やかな「地方の良さ」と、賑わいもある「都会の良さ」をいいとこ取りした市というイメージを持っていました。

また、私の地元は冬になると雪が降るのですが、静岡市は冬でも暖かく晴天な日が多い、1年を通して、とても穏やかなまちというイメージがあります。

山田 私も今まで静岡市で生活したことがなかったので、静岡市に対するイメージは、1年を通して温暖な気候で、都会的な一面を持つ一方、しずまえやオクシズといった自然溢れる一面もある、暮らしやすそうなまち、という漠然としたものでした。

仲村 生まれてから現在までずっと静岡市清水区に住んでいる私も、前の二人と同じく、静岡市は冬でも雪が降らず、1年を通じて温暖で過ごしやすいまち、というイメージが強いです。

また静岡市は地理的にも南北に長く、海から山までたくさんの魅力があるまちだと思っています。

財政局 税務部 固定資産税課
主事|山田 菜月
平成30年度採用
[Jターン・富士市出身]

どんな学生生活を送っていましたか。

保健福祉長寿局 保健衛生医療部
保健所 保健予防課
主事|仲村 郁弥
平成30年度採用
[ずっと静岡・静岡市出身]

藤田 私はサークル活動に重点を置いて過ごしていました。地域貢献サークルに所属し、地域の人と一緒に活動したり、小規模ながらイベントの企画をしたことは、本当に良い経験だったと思います。

あとは、ごくごく普通の大学生として友人と遊んだり、旅行に行ったりしていました。

山田 私は、サークルや趣味、アルバイト、ゼミ中心の生活を送っていました。特にサークルでは、5歳から続けているバドミントンに没頭していました。

また、ゼミ活動で地方都市の再生をテーマに研究し、ディベート大会にも出場しました。そのほか、ライブやフェスが好きなので頻繁に足を運んでいました。

仲村 私は、アルバイトをしながらモトクロスという競技に取り組んでいました。幼少期から続けてきた競技で、アルバイトで稼いだお金で週末に練習に行ったり、大会に参加したりしていました。

サークルには所属していませんでしたが、暇を見つけては友人と遊びに行ったり、好きなアイドルのライブやイベントに行ったりしていました。

就職先として公務員を選んだ理由、その中でも静岡市役所を選んだ理由を教えてください。

藤田 まず、私の就職活動の軸として、大学生活を通して静岡市に愛着を感じていたので、静岡市で働きたいと思っていました。

そして、民間企業か行政かを考えた結果、市民の暮らしを支え、さらに良くしていく市役所の仕事に魅力を感じたため、静岡市を志望しました。

山田 父が公務員だったこともあり、就職活動を始める前から公務員という職業を意識していました。また、大学3年生の時に別の自治体のインターンシップに参加したことで、住民の生活を支える公務員になりたい気持ちが一層強くなりました。

一方で、都内の大学に通っていたこともあり、東京で公務員として影響力のある大きな仕事がしたいという気持ちもありました。その中で、静岡市は政令指定都市として、市民により近い立場で関わりながら大きな政策にも携わることができる点に魅力を感じ、志望しました。

併願受験していた特別区と最後まで悩みましたが、最終的には出身地に近い静岡市に貢献したいと思い、静岡市への就職を選びました。

仲村 私は子どもからお年寄りまで、さまざまな年齢、立場の方の役に立つ、幅広い業務に携わりたいと思い、公務員を選びました。大学では教育学部に所属していたのですが、そこで子どもだけでなく、より幅広い年代の人に携わる仕事がしたいと思ったのがきっかけでした。

多くの自治体がある中で、やはり生まれ育った静岡市で働きたいという思いが強く、静岡市を選びました。

どのように就職活動を行ってきましたか。

藤田 私が静岡市を受験することを決めたのは大学3年生の秋頃です。就職活動は、第1志望である静岡市のほか、市内にある複数の民間企業も受験しました。

民間企業の就職活動と公務員試験を両立するのは大変でしたが、受験する民間企業の数を絞ったことで、試験勉強や面接練習の時間を確保することができたと思います。

山田 私が静岡市を志望し始めたのは、大学3年生の4月頃です。また、本格的に勉強を始めたのは3年生の8月頃からです。私は他の自治体も受験したため、専門科目を中心に教養科目・論文の勉強をしました。民間企業は併願しませんでした。

大学が東京だったため、通っている予備校等に静岡市職員採用試験についての情報がなかったことから、東京で行われる説明会や今回のような説明会には積極的に参加しました。

仲村 大学2年生の頃から、静岡市職員になりたいという漠然とした気持ちは持っていたと思います。筆記試験の勉強は3年生の秋頃から始めました。4年生になってからは、大学の就職支援室を活用して、面接シートの記入や面接練習をしました。

説明会は静岡市を含め、県内の様々な自治体のものに参加し、採用試験は日程が重複しない範囲で練習のつもりで併願しました。

採用後に「公務員」や「市役所の仕事」に対するイメージギャップを感じましたか。

藤田 学生時代は、公務員が年次有給休暇を使っているイメージはありませんでしたが、意外と取得することができています。

私の職場には繁忙期と閑散期があるので、いつでも休暇を取得できるわけではありませんが、職員のワークライフバランスを大事にしていることが感じられ、1年目でも休暇を取得しやすい雰囲気です。

山田 部署によって異なるかと思いますが、非常に休暇が取りやすいことに驚きました。ワークライフバランスデーやノー残業デーを徹底しているので、オンオフの切り替えができるとても働きやすい職場だと思います。

一方で、繁忙期は非常に忙しく、想像以上に残業が多いことにも驚きました。

仲村 私も山田さんと同じように、「意外と残業が多い」と感じました。私の所属する係の繁忙期は6月頃から9月頃までで、多忙な毎日を過ごしていました。

ただ、その時期が過ぎれば業務も落ち着き、定時に退庁することができます。自分の担当する業務に支障さえなければ、休みたいときに休暇を取得することができるため、土日祝日と組み合わせることでゆっくり旅行に出かけることもできます。

市職員として働く魅力はどんな点にあると思いますか。

藤田 電話や窓口などの対応場面で、市民の方から感謝の言葉をかけていただいたときに、とてもやりがいを感じます。

また、さらに信頼される職員になりたい!と、仕事へのモチベーションアップにつながることが働くうえでの魅力だと思います。

山田 固定資産税は専門的な知識が必要になりますが、日々知識が増えていくことで成長を実感できます。また、お客様からの問合せに対して、わかりやすい説明に努め、その結果、ご理解いただけたときはとても充実感を得られます。

また、これから様々な部署を経験していく中で、こうした専門的な知識を幅広く身に付けることができるのも、市職員として働く魅力だと思います。

仲村 私も、対応した市民の方から「ありがとう」と言われたときに大きなやりがいを感じます。それと同時に、自分の仕事が市民に直接関わっているということを実感します。

市民の生活に直接関わる仕事ができるというのが、市職員として働く上での大きな魅力の一つだと思います。

学生のうちにやっておけばよかったと思うことはありますか。

藤田 私は、海外旅行に行っておけば良かったと思っています。大学生の頃は、社会人になってからの方が金銭的にも余裕が出るだろうと思っていましたが、業務スケジュールの都合上、長期間の休暇を取得するのが難しく、そういう時間を作るのは一苦労です。

山田 学生時代はサークルやゼミなど積極的に行動して、人脈を広げ、いろいろな経験をすることが大切だと思います。私は就職活動中、サークルやゼミの先輩にたくさんアドバイスをもらったり、友人と説明会や試験の情報を共有したりしていました。また面接試験で話す内容は、今までの自身の経験が軸となるので、自分の強みの背景となる経験が複数あると良いと思います。

また、社会人になると自由な時間が少なく、友人とスケジュールが合わないことが多くなるので、学生のうちに、趣味ややりたいことにたくさん時間を費やすことが大切だと思います。

仲村 学生のうちには、とにかく遊べるだけ遊んだほうがいいと思います。働き始めてからでも休暇を取得して旅行に行くこともできますが、学生時代と比べるとどうしても時間的制約が大きくなります。

また、山田さんも話されていたとおり、友人とスケジュールを合わせるのも難しくなるので、学生のうちに遊んだり旅行に行ったりして、友人と過ごす時間を大切にするといいと思います。

今後のご自身のビジョンについて教えてください。

藤田 静岡市では概ね10年で3つの部署を異動することになっているので、まずは分野の異なる部署を経験して、それぞれの部署で学んだ知識や築いた人脈を先々の業務に有効に繋げていける職員になりたいと思っています。

また、大学時代にジェンダー学のゼミナールに所属をしていたため、男女共同参画に関連する仕事はしてみたいですね。

山田 私は、常に市民の視点に立って物事を考えることができる職員になりたいです。固定資産税課は市民の方々と関わる機会が多いので、自分一人の行動が市役所全体の信頼に関わっていると感じる機会が多いからです。

また、現在はルーティンワークが多いので、いつかは自ら発信できるような業務にも取り組んでみたいと思っています。仕事以外では、バドミントンやライブなど趣味に多くの時間を費やし、プライベートも充実させていきたいです。

仲村 私も、藤田さんと同じく、人事異動の中で様々な部署や業務を経験し、市政に関する様々な知識を身につけていきたいと思っています。

その中で大学時代の経験が活かせる仕事や、自分が生まれ育った清水に関する仕事に携わることができたらいいな、という希望をもっています。

最後に、静岡市役所を目指す皆さんへのメッセージをお願いします。

藤田 就職活動をしていると、とにかく先のことが不安になってしまうと思います。特に公務員の就職活動は民間企業に比べて長丁場なので、途中で息切れを起こしてしまうこともあると思います。

適度にリフレッシュを挟み、心身を整えて、自分が活き活きとしている状態で就職活動を進めてください。

山田 藤田さんが言われたとおり、公務員の就職活動は民間企業と比べて長期戦ですし、受験できる自治体も限られているので、周囲と比べて焦ってしまうことがあると思います。

あまり考え過ぎず、ときには友人と出かけたり、趣味に時間を費やしたりするなどストレス発散をして、リラックスした状態で試験に臨んでください。

仲村 就職活動中はとにかく不安でいっぱいになると思います。でも不安なのはみんな同じです。周りの人と情報共有しながら、面接の練習など自分がやれるだけのことを精一杯やって試験に臨んでください。

あと、2人が話されていたとおり最終合格までの道のりがとにかく長いので、適度に息抜きすることも忘れずに頑張ってください。