市民と一緒になって、
「まちの元気」を創る。
まちづくりの舞台裏
case #02
経済局 商工部 商業労政課
主任主事 大石 清か
平成26年度採用

「おまち」活性化のための
事業をサポート

商業まちなか活性化係は、「まちの元気」を市民の皆さんと一緒につくっていく仕事です。私はいま、呉服町・七間町など、静岡市のいわゆる「おまち」と呼ばれるエリアを担当しています。
静岡市は、まちを活性化するための様々な事業を支援しています。たとえば、商店街の夏の夜店市、ハロウィンイベント、お蕎麦屋さんの食べ歩きイベントなどもその一つです。このような事業を通じて、まちのにぎわいを創出し、地域経済の発展を図っています。
特色ある事業としては、「大学生によるお店コンサルティング事業」があります。これは、大学でマーケティングを勉強している学生のアイデアで、お店を活性化しようという取組です。商店主のなかには、「若者の視点や柔軟な発想を積極的に取り入れたい」と考える方が多くいらっしゃいます。

200頁余におよぶ基本計画書を作成

私は、平成26年度に入庁し、商業労政課に配属されました。最初に与えられた仕事は、「静岡市中心市街地活性化基本計画」という分厚い計画書を、先輩とともに作成することでした。
市街地活性化事業を進めるにあたり、補助金などの国の支援制度を活用することもあります。それら制度の中には、基本計画を作成し、国の認定を得ることを活用の条件としているものもあるため、責任重大です。
市役所内の関係部署への相談はもちろんのこと、内閣府の職員との調整、そして、経済団体・企業経営者・学識経験者・まちづくり団体などの方々で構成された協議会からアドバイスをいただくなど、多くの人たちに話を聞きながら、計画案をまとめていきました。また、職場の先輩職員と何十ページもの資料を作成するなど、すべてが初めての経験で、必死に取り組みました。

完成した基本計画は、200頁余りというボリュームになりました。完成したときは大きな達成感がありました。プレッシャーのある仕事でしたが、この経験は、「プレミアムフライデー事業」の担当となったときにとても役立ちました。

事務局として、プレミアムフライデーを推進

プレミアムフライデーは、月末金曜日に時間づくりをして、ゆったり買い物やレジャーなどの豊かな時間を楽しもうという施策で、平成29年2月から全国でスタートしました。その主な目的は、働き方改革と消費喚起の二つです。

静岡市では、「静岡市から“働き方”を変える」ことを目標に、プレミアムフライデー官民推進協議会を設立しました。私は、その協議会の事務局職員として、経済団体、商業者、企業経営者、まちづくり団体の方々と話し合いを重ねながら、企画立案を進めることになりました。
キャッチフレーズに掲げたのは、「がんばる私のご褒美デー」。月に一度は自分へのご褒美に、仕事を終えた後に好きなことをして欲しいというメッセージです。

できるだけ市民の皆さんに楽しんでもらうため、さらに、継続してプレミアムフライデーをPRするために、月ごとにテーマを設定してシンボルイベントを企画したり、参加を呼びかける啓発グッズを作成したり、忙しくも充実した日々を過ごしています。

月を追うごとに、「働いている人が参加しやすい環境づくり」への協力について宣言していただける企業の数も増え、参加してくださった店舗の中には、売上増・来店増を果たしたところもあります。静岡市の取組はプレミアムフライデーの先進事例として、経済産業省からも評価されています。

真剣に向き合わなくては
相手にしてもらえない。

私たちは、業務を通じて、命がけでご商売をされている商店主の方達と対話します。一方、私たち市の職員は、一定期間で部署を異動しますし、公務員というある意味で安定した立場で仕事をしています。それゆえに、まちづくりに対する真剣さ、情熱が伝わらなくては、相手にしてもらえないこともあります。
常に、市民の皆さんと真摯に向き合い、信用・信頼してもらえる職員になることを目標に、日々の業務にあたっています。
そして、魅力にあふれた静岡市を一緒につくっていきたいと思います。

大石 清かさんの配属先

平成26年度~
現所属

職場の先輩から、ひとこと
経済局 商工部 商業労政課
主任主事 渡邊 伸樹

まちづくりは、地道な作業の積み重ねから

まちなかを活性化させるためには、まちの現状や表面化していない課題を洗い出すことが重要です。そのためにも、まちなかの賑わいを創出する関係者の皆さんから、様々なことを教えていただき、一緒に考え、検討し、実行することが求められます。
私達が取り組む一つ一つの事業は、まちなかを活性化するピースの一つにすぎないかもしれませんが、地道な仕事が将来の「まちの元気」につながっていくと考えています。

※掲載職員の所属・職位は平成30年3月現在のものです。

まちづくりの舞台裏一覧へ