電気
上下水道局 下水道部 下水道施設課
主任技師
赤堀 慎之介
平成26年度採用
配属先
平成26年度~平成29年度
設備課
平成30年度~
現所属

浄化センターで設備工事の設計や発注を担当

下水道施設課では、静岡市にある浄化センターを管理しています。浄化センターは、下水道管を流れてくる汚水や雨水を処理することで汚れの少ない水に変え、川や海をきれいに保つための施設で、そこでは様々な設備が休みなく稼働しています。私は主に、老朽化した設備の撤去、更新工事を担当しており、普段は工事の設計、発注、工事監理業務を行っています。

下水道関連工事ならではのさまざまな苦労も

私は異動してまだ1年目ですが、下水道関連の工事ならではの苦労があると感じています。
例えば工事中は設備を停止する必要があり、日常の水処理に影響がないように計画を立てるため、施設管理の担当者と、どの時期に、何時間設備停止できるか、といったことを相談しながら設計を進めていきます。また、更新した設備はその後何十年も稼働を続けます。もし設備を操作する人が替わってもわかるように、設備名のつけ方やボタンの配置にも気をつけています。

まずは自分で調べ、分からないことは積極的に聞く姿勢を学ぶ

採用後、最初に配属された設備課では、まず自分で調べ、わからないことは聞きに行く姿勢を学びました。私は公共施設の電気設備設計の担当でしたが、建物を建てるときは、電気設備のことだけを考えていればいいわけではありません。例えば、建物の構造を知らないと、どこに電線を通していいかわからず設計図が描けません。建築図を見たり、図面からイメージできないところは他の職種の担当者に積極的に聞きに行って曖昧な箇所をなくし、発注した工事がスムーズに進むように心がけていました。

未来の市職員を目指す人へ

建築設備、プラント設備工事、施設管理など、電気職が担当する業務は多岐にわたっています。また、電気の知識だけでなく、予算や法令の知識であったり、工事の内容を事務職や工事の受注者にわかりやすく伝える、いわゆるコミュニケーション能力も必要です。勉強しなければならないことも多いですが、周りには頼れる先輩がいます。静岡市をよりよくすることを目標に、一緒に日々の業務に取り組んでいきましょう。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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