土木
建設局 土木部 河川課
主任技師
村松 勇希
平成27年度採用
配属先
平成27年度~
現所属

浸水被害を最小限に抑え、安心・安全に暮らせるまちを目指す

私は現在、静岡市内を流れる川や水路の災害に備えるための工事設計、発注や監督業務を行っています。近年、台風や局地的豪雨の多発により全国各地で浸水被害が発生していますが、市民の皆さんの生活や財産を守るため、豪雨被害を最小限に抑えられるような工事を行い、安心・安全に暮らせる、住みやすいまちづくりを支えています。

様々な視点から検討を重ねることで、まちづくりと調和した構造物が完成する

川の工事は、大雨や地震などに目標を定め、周辺地形の地質や地下水などの自然条件、また絶滅危惧種とされている動植物の保全、その場所の景観、市民の皆さんからの要望など、様々な視点から検討を加え、川の将来やそれに伴う周辺のまちづくりを考えていくことになります。その結果、数十年後でも水が安全に流れ続ける重要構造物となり、日々、市民の皆さんの生活を守り続けます。そのような重要構造物の“始まり”に携われることが、川の工事をする上での一番のやりがいとなっています。

市民の皆さんからの声を大切に

日ごろの業務から市民の皆さんからの声を大切にしています。それは、市民の皆さんと行政が一丸となって静岡市を盛り上げていくことで、まちはさらに住みやすいまちになると考えているためです。先日、「工事のおかげで以前より水の流れが良くなって、浸水せずに助かりました。」と周辺住民の方から感謝され、励みになりました。これからも要望に沿った工事ができるように、今まで以上に市民の皆さんからの声を大切にしていきたいと考えています。

未来の市職員を目指す人へ

静岡市は、山や海に囲まれた都市地形であり、東海地震の発生確率も高いと考えられていることから、土砂災害、地震津波対策など防災インフラの整備、メンテナンスが今後必要となってきます。また少子高齢化が進んでいることから、利便性を考慮した都市インフラの整備も求められており、土木職の力が必要不可欠です。私たちと一緒に、静岡市で土木職として働き、「災害に強く、住みやすいまち静岡」をつくりましょう。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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