心理
保健福祉長寿局 保健衛生医療部 こころの健康センター
主査
石川 裕希
平成19年度採用
配属先
平成19年度~平成22年度
障害者更生相談所 (現 地域リハビリテーション推進センター)
平成23年度~平成28年度
児童相談所
平成29年度~
現所属

心理職として、支援プログラムの運営や普及啓発活動に携わる

こころの健康センターは、メンタルヘルスに関する相談や研修、市民講座の企画・開催などを行う機関です。私は心理職として、主にうつ病とギャンブル依存症の方を対象としたプログラムの運営や普及啓発活動に携わっています。
うつ病やギャンブル依存症でお困りの方お一人お一人と、その方にとってより良い生活を送る方法を一緒に考える一方で、うつ病・ギャンブル依存症についての理解が深まるようなイベントの企画も行っています。

相談者への支援は試行錯誤の連続

うつ病やギャンブル依存症の方を対象としたプログラムの実施内容は、センター職員で検討して決めています。相談内容は人それぞれで、ある方に有効な支援が他の方にも同様の効果をもたらすとは限りません。しかし、試行錯誤を繰り返しながら支援を継続していく中で、相談に来られた方の表情が明るくなっていくのを見ることができると、ほっとすると同時にやりがいを感じます。

関係機関の相互理解と協力が不可欠

常に笑顔で、周囲と密なコミュニケーションをとることを心掛けています。福祉や医療の相談業務は、一人の職員、一つの機関で完結することはありません。同僚や他機関の職員との円滑な連携を取ることで支援がしやすくなり、それが対象となる方のより良い生活に繋がります。関係者がお互いの立場を理解し、尊重し合い、協力して支援をしていくという体制を整えることはとても大切だと思います。

未来の市職員を目指す人へ

行政の心理職として働くことの魅力は、相談業務から施策づくりまで幅広い仕事に携わる機会があることだと思います。相談者一人ひとりと丁寧に向き合う中で見えてきた静岡市が抱える課題に対して、改善に繋がるような案を提案し、自ら企画することも出来ます。静岡市民のより良い心の健康のために、私たちと一緒に働きましょう。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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