福祉
保健福祉長寿局 健康福祉部 障害者福祉課
主任主事
太田 麻結
平成25年度採用
配属先
平成25年度~
現所属

障害の特性に応じた必要な支援が受けられるようにサポート

障害者総合支援法において、障がいのある方々ができるだけ自立し、住み慣れた地域で安心して暮らせるように提供される「障害福祉サービス」という制度があります。私は現在、その「障害福祉サービス」の制度運用が円滑に実施できるようにするための連絡調整などの仕事に携わっています。また、この制度は障害の特性に応じるために、自治体に支給決定の判断を委ねられている部分もあるため、サービス利用希望者が必要な支援を受けることができるよう検討し対応しています。

サービス利用者のニーズにどこまで対応できるか

制度運用の中で、個々の障害状況などに応じて判断をしなければならないところは難しいと感じています。しかし、申請窓口である各区役所の障害者支援課の担当職員からサービス利用希望者の状況を詳細に聞き取り、支援の必要性を多角的に判断することや、他自治体にも同様の事例がないか照会するなど、様々な情報をもとに、制度という枠の中でできる限りサービス利用希望者のニーズに近づけるよう対応していく部分はやりがいにもつながっています。

出来ないことばかり考えるのではなく、多角的な視点で出来ることを考える

今までの職務経験を通じて、できないことばかりを考えるのではサービス利用希望者のニーズに答えることができないだけでなく仕事も楽しくなくなってしまいます。そのため、少しでも可能な対応ができるように、日々様々な情報に触れて、多角的な視点で業務に取り組むよう心がけています。また、ケースによっては問題解決に向けて一人で悩んでいると偏った考えになることもあるため、同じ職場や関係する所属の職員から助言をもらい取り組むことの大切さも学びました。

未来の市職員を目指す人へ

私は、特に障害分野で市民の皆さんに貢献したいと思い、市職員になりました。しかし、職務を遂行する中で他の福祉分野との繋がりがあることがわかり、今は他の福祉分野にも興味を持っています。そのことに気づいたのも市職員として福祉行政に携われたからだと思います。
市役所で担う福祉の仕事は多岐に渡ります。そして様々な分野を経験できるのは福祉職の魅力だと思います。ぜひ一緒に静岡市の福祉のために働きましょう。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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