事務
保健福祉長寿局 地域包括ケア推進本部
主任主事
山口 史洋
平成27年度採用
配属先
平成27年度~平成29年度
中山間地振興課
平成30年度~
現所属

「健康長寿のまちづくり」を推進

現在、静岡市では「健康長寿世界一の都市」を実現するために、「静岡型地域包括ケアシステム」の構築などを進めています。その中で私は、より多くの市民の皆さんに「健康長寿のまちづくり」に関する取組みを知っていただくよう、健康長寿のまち専用ウェブサイト「まるけあ」の管理運営業務や在宅医療出前講座の申込受付業務、認知症の人やその家族、地域住民、介護や福祉の専門家などが集い、情報交換や相談などができるオレンジカフェ(認知症カフェ)の普及啓発などを行っています。

苦労して準備した講座の成功に喜びとやりがいを感じる

市民の皆さんに、私たちが普段行っている業務や市の施策をわかりやすく伝え、理解していただくことは簡単なことではありません。そのため、啓発事業の一つとしている在宅医療出前講座を実施する際、申込団体の受講希望内容に照らし合わせ、講師の先生を選定するのですが、そのマッチングには毎回頭を悩ませています。そうした苦労を経て講座を開催し、講座受講者の皆さんや講師から、「受講して良かった」、「講師を引き受けて良かった」というお声をいただいたときに、喜びとやりがいを感じます。

自分の目で現場を見て、直接会って話をすることの大切さを学ぶ

採用後、最初に配属された中山間地振興課では、所管施設の管理運営業務を担当しました。各施設の日常的管理は、委託先である民間企業や地域住民で組織された運営団体が行っていますが、何か問題が発生した際は現場にかけつけて、自分の目で状況を確かめるようにしていました。実際に現場に赴き、施設の状況を確認したり、そこで働く人や地域住民と顔をあわせて話をすることで初めて分かることが数多くあり、現場に行くことや直接会って話をすることの大切さを学びました。

未来の市職員を目指す人へ

事務職の仕事は驚くほど多岐にわたり、配属先によって仕事の内容が全く異なります。人事異動は転職に近い感覚があり、行政の事務職ほど、一つの組織に属する中で様々な分野、仕事を経験できる仕事は他にないと思います。そこが事務職の面白い部分でもあると思います。
また、どの仕事でも「市民の皆さんのため、静岡市のため」に働くということは共通しています。様々な分野から静岡市をより良くしていきたい人、静岡市を変えていきたい人、ぜひ静岡市を受験してください。皆さんと一緒に働くことができるのを楽しみにしています。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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