私は、まちづくりの目標である「『世界に輝く静岡』の実現」のため、静岡市のオンリーワン・ナンバーワンの資源を活用し、静岡市の魅力や誇れるところを発信するシティプロモーションの仕事に携わっています。首都圏のメディアに向けて静岡市の情報をリリースして取材をしてもらったり、静岡市を舞台にしたテレビ番組や映画の撮影誘致や支援を行ったり、「まるちゃんの静岡音頭」の普及啓発活動を行ったりしています。
テレビ番組や映画の撮影支援を行う仕事は、番組を制作される方たちのイメージに合った撮影場所を提案するだけでなく、いかに静岡市の魅力をPRできる映像を作っていただくことができるかということも考えなければなりません。互いのニーズをすり合わせることは非常に難しいですが、なかなか経験することができない貴重な仕事をさせていただいています。そのような仕事をする中で、私が支援して撮影された映像がテレビや映画で目に見える形になったときには、やりがいと、この仕事の喜びを感じます。
採用後、最初に配属された中央卸売市場では、施設使用料や電気料金などを請求するシステムの開発を経験しました。システム開発についての知識が全くなかったため、最初は私にできるだろうかと不安で悩むこともありました。しかし、周りのサポートや自分なりに少しずつ勉強をすることで、無事やり遂げることができました。市役所で働いていると、自分が予想していなかった仕事や全く経験したことがない仕事を任されることが多々あります。どんなときでも自分にとって経験を積めるチャンスだとプラスに捉え、何事にも積極的に挑戦するように心がけています。
市役所の仕事は皆さんが思っている以上に多岐にわたっていて、異動するごとに転職をしているような感覚になります。その分、様々な分野を学ぶことで、自分の知識の幅を広げることができ、成長に繋がっています。私自身、ひとつの仕事をやり続けるよりも、いろんな仕事を経験して成長していきたい!と思ったのが市役所職員を目指した理由のひとつです。好奇心旺盛で、いろんなことに興味がある、たくさんのことを学びたい、という人にはおすすめの職業です。皆さんと一緒に仕事ができる日を楽しみにしています。
※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。