私の担当業務は火災を予防するため、ガソリンや軽油、灯油などの危険物の貯蔵や取扱いに対する指導や規制を行うとともに、事業所の保安体制の充実強化を図り、危険物による事故の防止に努めることです。
私は災害現場で人命救助をしている姿に憧れ、消防士になりましたが、火災予防に携わることで、間接的に市民の皆さんの安心・安全を守ることができると気付き、現在の火災予防業務にもやりがいを感じています。
「訓練は実戦の如く、実戦は訓練の如く」。これは、私が消防学校入校中に教官から教えていただいた言葉です。災害現場では、一刻を争い、一瞬で判断し行動に移さなければならないこともあります。そのために、実際の災害現場と同じ気持ちで訓練に励み、災害が発生したときには、訓練のときと同様に対応できるよう、常に準備をします。現在の業務でも、法令を理解し、先輩上司から知識・技術を学び、経験を重ね、あらゆることに対応できるよう、準備することを心掛けています。
消防の業務は幅広く、安心・安全に暮らせるまちを実現するために、多角的に市民の皆さんと関わることができる、非常にやりがいのある仕事です。熱意のある皆さんと一緒に仕事ができる日を待ち望んでいます。
※掲載職員の所属・職位は令和2年3月現在のものです。