私の担当業務は在宅福祉サービスの申請受付と高齢者に関する相談対応です。高齢者の総合相談では、ご本人やご家族、医療・介護・福祉の関係機関などから、高齢者の様々な生活上の悩みごとについて相談を聞き、解決方法を相談者と一緒に考えます。相談内容は多岐にわたり、解決に時間を要する場合もありますが、関係機関と連携を図りながら、高齢者ご本人のより良い生活に向けて状況を前進させていくことにやりがいを感じています。
業務でわからないことや判断に迷うことがあったら一人で悩まずに、職場の上司・先輩・同僚から助言・意見をいただき、多角的に物事を捉えるよう心掛けています。
採用後に配属された保育課ではこども園移行前の市立保育園運営に携わり、施設管理の契約業務を担当しました。福祉職としてイメージしていた相談業務ではありませんでしたが、先輩方の助けを借りながら徐々に一人で仕事をこなせるようになりました。専門職でありながら予算要求や事業運営に携われたことは、今後の業務でも役立つと考えています。
静岡市は平成23年度から福祉職採用を始めました。少しずつですが、福祉職という存在が職場に浸透してきており、専門職同士のつながりもできてきています。配属先は相談現場のみならず、事業の推進や計画立案などまちづくりに携わる部署もあります。福祉分野から市政に貢献したいと志している皆さんと仕事ができる日を楽しみにしています。
※掲載職員の所属・職位は令和2年3月現在のものです。