私は、現在3歳児クラスの担任をしています。昨年は乳児クラスの担任をしていたため、初めて幼児クラスの担任になり、最初はとても緊張しました。人見知りする性格で話すことが苦手でしたが、周りのベテランの先生方がいろいろな知識を教えてくれたり、明るく話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで、毎日楽しみながら保育をしています。まだまだわからないこともたくさんありますが、先生方と相談しながら保育を進めています。
私は今年、初めて発表会の出し物を考えました。発表会の内容を子どもたちと一緒に考える中で、「こうしたい!」というつぶやきや「こうすればいいんじゃない?」という子どもたち自身の考えを取り入れて、話し合いながら劇を作っていきました。本番で子どもたちが元気いっぱいにセリフを言ったり笑顔でダンスするところを見て、とても嬉しい気持ちになりました。日々の保育のなかでも、子どもたちと一緒に遊びを作っていくことや少しずつ子どもたち自身でできることが増えていく過程に関わることができる点に、保育教諭としての魅力ややりがいを感じています。
子どもたちの話を丁寧に聴き、寄り添うことを心掛けています。子どもたちは1人ずついろいろな考えを持っています。「なんでだろう?」と悩んでいるときには子どもの目線になって話を聴き、すぐに答えを伝えるのではなく、気持ちを受け止めることを意識しながら一緒に考えるようにしています。また、私自身わからないことや悩むこともありますが、周りの先生方に相談しながら保育を行っています。
学生時代の保育実習では、子どもたちと一緒になって思い切って遊び、楽しむことが大切です。そのときにしか体験できないエピソードや経験があると思います。大変なこともありますが、保護者の方から「子どもが『今日も楽しかった!』って言ってました」という言葉をいただいたり、子どもたちが毎日「せんせー!」とかわいい笑顔で駆け寄ってくれると、保育教諭になることができてよかったと感じます。子どもたちの成長をともに見守り支えていく、静岡市の保育教諭をぜひ目指してみませんか?
※掲載職員の所属・職位は令和3年3月現在のものです。