私は、学校給食で使用する食材の納入業者との連絡調整や、業者向け説明会の実施、食材に関する書類の確認などを行い、給食センターや小中学校の栄養士をサポートする仕事に携わっています。
また、学校給食の衛生管理に関する業務として、栄養士、調理員などの職員を対象にした衛生研修会や給食センターなどの施設見学研修の開催、各施設における食品検査や手洗い研修を行うための準備・取りまとめを行っています。
職場には、頼れる栄養士の同僚が多くいるため、困ったときは相談するように心掛けています。
給食センターや学校に食材が届かない、足りないといったトラブルが起きないよう資料をチェックしたり、納入業者や職員と連絡を取り合ったりするなど、日々頑張っています。
この仕事をきちんと進めることで、給食を作る現場の職員が安心して食材を調達できるとともに、給食センターや給食室で作られた給食を児童や生徒が安全に食べることに繋がるため、責任をもって取り組んでいます。
栄養士は、人を相手にする仕事が多いです。それは、給食を食べる子どもたちだったり、給食業務に携わる職員だったり、食材の納入業者だったりします。給食や衛生管理に関することを決めていく際、「こうしたい」という自分の考えをしっかり持ちながらも、周りの人の意見もよく聴き、一番良い方法を探していくことが大切だと思っています。
栄養士といっても、各区役所健康支援課や食品衛生課など、配属される可能性のある職場は多く、同じ職場でも担当業務が変わることがあります。また、事務職や保育教諭など様々な職種の職員と仕事をする機会も多いため、栄養士としての専門知識を活かしつつ、さらに経験を重ねながら成長できる職場です。皆さんと一緒に働くことができる日を楽しみにしています。
※掲載職員の所属・職位は令和3年3月現在のものです。