私は、「マグロのまち静岡」の推進に携わっており、冷凍マグロの水揚げ日本一を誇る清水港を有する静岡市を広くPRしています。具体的には、清水港のマグロに付加価値を生みだし、マグロを求めて静岡市に来ていただける方を増やすため、『清水港マグロまつりの開催支援』や『中部横断自動車道沿線市町へのPR事業』を行っています。
私が所属する部署は、清水港のまちづくりのほか海洋文化施設の建設の推進、ウォーターフロント振興、海洋産業の創出など、様々な角度から清水港を盛り上げていくことを目指しており、日々意欲的に業務に取り組んでいます。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、様々な事業やイベントが中止を余儀なくされてきました。しかし、『清水港マグロまつり』では、どのような感染症対策が必要か、どのような工夫をしたらイベントを開催することができるかを前向きに検討し、市役所の関係部署や民間事業者で構成される実行委員会と意見交換を重ねた結果、無事開催することができました。
このように、関係する多くの方々と調整しながら事業を進めていくことにやりがいを感じています。
どのような方に対しても、丁寧に対応することを心掛けています。
相手の立場を顧みずに市の一方的な考えにより事業を進めようとすると、同意や理解を得ることが難しく、事業が思うように進みません。
相手の考え方を理解した上で市としての考えを伝えるなど丁寧な対応をすることにより、結果として、事業が円滑に進んでいくという好循環を生むことができると考えています。
私は、就職活動時に民間企業も受験しており、様々な職業の方と話す機会がありました。それぞれの職業によって求めることや目指すことが違い、とても驚いたことが印象に残っています。
立場の異なる多くの人と話すことで、場面に応じた話し方を身につけたり、様々な考え方に触れることができます。こうした経験が、どのような仕事をする上でも役に立つのではないかと思います。
※掲載職員の所属・職位は令和3年3月現在のものです。