文部科学省 初等中等教育局 修学支援プロジェクトチーム
主任主事
藤澤 奈央
配属先
平成24年度
介護保険課
平成25年度~平成28年度
保険年金管理課
平成29年度
学校教育課
平成30年度(~9月)
文部科学省 初等中等教育局 初等中等教育企画課
平成30年度(10月~)
現所属

Q. 文部科学省への派遣が決まったときの率直な気持ちを教えてください。

教育委員会へ異動してまだ一年目で、全く異動の希望も出していなかったので、派遣の話があったときは、まさか!という気持ちでした。それまで教育委員会からは、教員職が派遣されていたため、教育分野での経験が少ない事務職の自分で果たして務まるのかというプレッシャーと、国の省庁での仕事は夜も遅く激務だと聞いていたので、かなりの不安がありました。

また、プライベートではちょうど結婚したばかりでしたが、「せっかくの機会だから是非頑張って」と夫にも強く背中を押され、自分を成長させる貴重な経験になると思い決心しました。

Q. 文部科学省では、どんな仕事をしていますか。

1年の派遣期間で半年ずつ異なる部署に配属され、教育行政について幅広く経験しています。

前期の「初等中等教育企画課 教育制度改革室」では、都道府県や市町村への委託事業、東日本大震災による被災地児童の調査や、文部科学省内情報のメールマガジン配信など、義務教育全般から具体的な事業業務を担当していました。 後期(現在)は、「修学支援プロジェクトチーム」という就学援助や高等学校等就学支援金などを所管している部署の連絡調整ラインとして、国会対応や要望・陳情対応、照会業務などを主に行っています。

市の仕事と異なると実感したことは、「スピード感」です。毎日膨大な案件を処理するため、担当者は内容を正確に理解し、即座に優先順位を決め、迅速に上司に諮り了解を得て、今後の対応方針を検討したり、資料作成を行っていました。それができるのも、職員一人一人が主体性を持って、自分の担当業務だけではなく常に幅広くアンテナを張って、制度や関連業務を理解していること、そして職場内の風通しが良いからだと思いました。

Q. 東京での仕事生活。どのように過ごしていますか。

覚悟していたとおり業務は多忙でしたが、「教員の働き方改革」を進めている文部科学省なので、職員もメリハリをつけて帰れるときは早く帰るように、と声掛けがされています。そのため、平日の仕事終わりにも週1回程度、全国各地から来ている派遣職員同士や、職場内で頻繁に飲み会や女子会が開催されよく参加していました。夏には局内のバレーボール大会にも参加し、普段業務で接点が無い方とも交流を広げることができました。

また、疲れていても休日になると外へ出掛けたくなり、初めて野球観戦に行ったり、好きなアーティストのライブやグルメフェスに行ったりとイベントの多い東京生活を満喫しています。

Q. 派遣研修でこれまでに得た経験や学んだことについて教えてください。

派遣されて最初はわからないことばかりでしたが、自治体からの問合せなどに対しては国の職員として回答しなければならないため、制度や業務内容をしっかり理解して応対できるよう日々勉強しました。特に後期の部署では、毎日100件以上のメールを処理する必要がありましたが、国が今どのような課題を抱えており、それに向かってどのように動こうとしているのか、という最新の情報に触れながら国会対応などの業務を行うことができました。

こうした経験から、仕事をするに当たって受け身ではなく自分から率先して情報を収集し、理解を深め、周囲と共有することの大切さを改めて学びました。そして、同僚や上司と近い距離で些細なことでもコミュニケーションをとれたことで、短期間でも仕事への理解や対応能力が伸び、成長したように感じています。

また、この一年は、大きな自然災害がとても多く、その度に迅速に国として自治体に寄り添った対応をしているところを目の当たりにしてきました。今後、静岡市でどのような業務を受け持つに当たっても、「寄り添い」ながら「迅速に」進めていくことを第一に取り組んでいきたいと思っています。

最後に、これから市職員を目指す方へのメッセージをお願いします。

私は静岡市出身ではなく県内の他市出身です。静岡市を志望した理由の1つに、「政令指定都市」であることに魅力を感じたことが挙げられます。多くの権限が県から移譲されており、より市の実情に合わせてまちづくりを行うことができること、それによって真に必要とされている政策が遂行できると思っています。

静岡市は、いわゆる市役所や区役所以外にも様々な配属先があり、希望していない部署に配属されることがあるかもしれません。しかし、興味のある分野や得意な仕事だけに固執するのではなく、どのような仕事も「誰かのため・市民の皆さんのため」に繋がっていること意識して、一緒に働いていきましょう。

※掲載職員の所属・職位は平成30年12月現在のものです。

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