保健福祉長寿局 健康福祉部 介護保険課
主査
星 美樹
配属先
平成15年度
清水・市街地整備課
平成16年度〜平成18年度
交通政策課
平成19年度〜平成22年度
教育総務課
平成23年度~平成30年度
子育て支援課(平成25年度〜:子ども未来課)
平成31年度~
現所属

食堂リノベーションプロジェクトについて

市役所静岡庁舎の食堂「茶木魚(ちゃきっと)」は、若手職員で組織されたリノベーションプロジェクトによる検討を踏まえ整備され、令和元年8月にオープンしました。単なる食事スペースだけでなく、人と人とをつなぐ「交流の場」、静岡市ならではの「情報発信の場」として、現在多くの市民の皆さんに利用されています。

Q.プロジェクトチームへの参加の経緯を教えてください。

「子育て中のママ目線から、市役所にどんなスペースがあったらいいかを考えるプロジェクトにぜひ参加してほしい。」と上司に言ってもらえたのは、私が育休から復帰したばかりで、時間に制約があるなかで、思うように仕事ができず、「自分は戦力になるのか」と自問している頃でした。

「ママ職員の立場で、自分が役に立つことがあるのなら、やってみよう」と快諾したことを覚えています。実際、私自身、2人の子どもを連れて、「どこでご飯を食べよう?」と、街中を右往左往した経験があったので、同じようなことに悩むママが利用できて、かつ、少しでもほっとできるスペースを作りたい、という気持ちからプロジェクトに参加することを決めました。

Q.プロジェクトチームでの業務内容について教えてください。

プロジェクトチームへのオーダーは、「市役所の食堂スペースのリノベーションにあたって、ゼロベースからコンセプトを決める。」というものでした。当初、時間的猶予があまりなく、初対面同士のメンバーも多いなか、責任の大きさにメンバー全員が不安に思ったこともありました。そんな時、プロジェクトのチームリーダ―が「とにかく、ワクワク&ポジティブに!」と言ったことを皮切りに、メンバー全員が次々に、文字どおりワクワクするような「こうなったらいいな。」というアイデアを語り始めました。

メンバーが一堂に会するミーティングの時間はあまりなかったので、ミーティングの合間に、これまでの経歴や人脈を使って、おしゃれな社員食堂を視察したり、具体的にイメージできるよう内装の模型を作ったり、とメンバーそれぞれが自分のできることに取り組み、それを持ち寄って次のミーティングで共有しました。そんなミーティングは、今まで経験したことのない短期間で濃厚なものでした。

私自身は、「子育てママのもっと具体的な意見を聞きたい!」と思い、本来業務でかかわりのあった子育て支援団体の方たちとワークショップを行い、どのようなスペースであればママは使いやすいのか、どのような設備があったらいいのかなどについて、意見を聞きました。ワークショップでの意見を踏まえ、私からは、赤ちゃん連れでも利用できる縁側のような小上がりのスペースを作る提案をさせていただきました。

Q.所属での本来業務への影響について教えてください。

私は以前、「いかに子育てしやすいまちをPRするか。」ということに取り組んでいたので、街中に子育てしている方がほっとできるスペースができたら、「子育てしやすいまち」のイメージにつながっていくと思えたため、このプロジェクトは私の本来業務に大きく影響を与えるものだと思いました。

子育て支援団体とのワークショップを行うにあたって、職場の同僚も協力してくれました。何より、私にとって心強い応援メッセージとなったのが、当時の子ども未来局長が「子育て当事者目線のアイデアを出してほしい。」と日頃から言ってくださっていたことでした。私がプロジェクトに携わっていることを誰一人嫌な顔をせず、協力してくれたのは本当にありがたかったです。

Q.プロジェクトチーム参加から得られた経験について教えてください。

プロジェクトへの参加を通して、他の所属の職員はもちろん、このプロジェクトに携わらなければ知り合うことのなかった関係者の皆さんと知り合うことができ、みんなで一緒に作り上げる楽しさを経験させていただきました。『茶木魚(ちゃきっと)』という名前を生みだしたワークショップでは、集まってくださった市内で活躍している皆さんたちと思いを共有し、たくさんのアイデアが相乗効果を生み出す興奮も実感できました。

プロジェクトチームに参加してから、どんな大変なことも、みんなで前向きに「わくわく&ポジティブ!」に取り組むようになったかなと感じています。どんなことも「大変だ!」と思えばそれまでで、大変なことも、周囲の人と一緒に前向きに考えることで、アイデアも広がるし、楽しいことに変換できるのだと思います。

最後に、これから市職員を目指す方へのメッセージをお願いします。

「市役所での仕事」というと、法律に則った固いイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は、家族や友達など自分の周りの人たちにも直接結びつく、とても身近な仕事だと思います。

逆に言うと、日々の暮らしの中で自分が感じていることや、経験したことが、仕事をするうえで、課題解決のヒントになったり、自分の強みになることがたくさんあります。どんな仕事にも共通して言えますが、サービスを受ける相手の目線に立って考えられることが、市役所職員にとって大切なのではないかと思っています。私も知らないこと、経験したことのないことがまだまだたくさんありますが、これからも、周りを巻き込んで、楽しく取り組んでいきたいと思います。

※掲載職員の所属・職位は令和2年3月現在のものです。

多彩なライフスタイル一覧へ