「総合計画」は、長期的な視野に立ってまちづくりの方向性を示すもので、市政運営の最も基本となる計画であり、とても大切な役割を担っています。静岡市では令和5(2023)年度から、令和12(2030)年度までの8年間を計画期間とする「第4次総合計画」がスタートしました。
静岡市は、自然環境、都市機能、固有の歴史、文化、産業など世界中の魅力ある都市にも決して引けを取らない、数多くの貴重な地域資源を有しています。
これらの強みを活かして、人口や産業が過度に集積した時間の流れが急速に進む大都市ではなく、一定の経済力を有しながら、経済、社会、環境が調和した、市民(ひと)と都市(まち)の両方が輝くまちの実現を目指していきます。
静岡市に暮らす市民一人ひとりが、輝いて、自分らしい人生を謳歌できるまちであること
静岡市が擁する地域資源を磨き、輝かせ、世界から注目され、人々が集まるまちであること
「5大構想」(第3次総合計画)の取組を継承し、進化させて、分野横断的かつ重点的に取り組む政策を「5大重点政策」として定めます。これらを「世界に輝く静岡」を実現するための推進力(エンジン)として位置付け、取り組んでいきます。
子どもから高齢者まで、誰もが心身ともに健康で人生を楽しみながら、自分らしく活躍し、暮らすことができるまちづくり
主な取組1.子どもが安心して育ち、子育てしやすい環境の充実~しずおかハグくむ子育てプロジェクト(しずハグ)~
2.住み慣れた地域で健康で自分らしく暮らすことのできる環境づくり
「文化芸術」と「スポーツ」の力を活かして、市民の暮らしが豊かになるとともに、国内外の人々が活発に交流するまちづくり
主な取組1.文化芸術の力を活かした、国内外との交流促進と文化芸術に親しむ環境の充実
2.スポーツの力を活かした国内外との交流促進とスポーツに親しむ環境の充実
徳川氏を中心とした本市の歴史に対して市民が誇りと愛着を抱くとともに、国内外の人々が駿府城公園周辺の静岡都心を訪れ賑わうまちづくり
主な取組1.駿府城公園周辺の歴史資源を目的とした来訪の促進
2.中心市街地の更なる賑わいの創出
清水港に集積するオンリーワンの地域資源を活かして、海洋産業や海洋研究が発展するとともに、国内外の人々が交流し賑わう「国際海洋文化都市」を目指すまちづくり
主な取組1.清水港周辺の更なる賑わいの創出
2.清水港・駿河湾の特徴と環境を活かした、産業・研究の活性化
オクシズが都心と支え合い、住み続けられる地域になるとともに、自然環境と森林を活かした賑わいが生まれ、持続的な経済活動が営まれるまちづくり
主な取組1.オクシズの生活利便性の向上
2.オクシズの雇用と仕事の確保