私は、しずはた山岳救助隊に所属し、普段は消火活動を行う消防隊員として勤務していますが、山岳救助が必要となった際には現場へ向かい、救助や搬送、捜索など幅広い活動を行っています。静岡市は里山から南アルプスまで広い山域を抱えており、季節や天候によって現場の様子も大きく変わります。部隊では日頃から声を掛け合い、気づいたことをすぐに共有できる温かい雰囲気があり、互いを支え合いながら安心して働ける環境が整っています。


助けを求める方と無事に合流し、安全に下山できた瞬間に山岳救助のやりがいを強く感じます。不安な気持ちを抱える方に寄り添い、少しでも安心していただけるよう声を掛けながら、その場でできる最善を尽くすことを大切にしています。救助後に見せてくださるほっとした表情や「ありがとう」という言葉は大きな励みとなり、この仕事を続けたいという思いにつながっています。大変な場面もありますが、仲間と支え合って乗り越えられることも魅力で、活動を通して成長を実感しています。
これまで消防隊、救急隊、山岳救助隊として多くの現場に携わり、同じ災害は一つとしてないことを実感してきました。その場の状況を丁寧に見極め、落ち着いて判断する力が求められます。また、不安を抱える方に安心していただけるよう、寄り添った声掛けや対応を心掛けてきました。活動を通して積み重ねた経験は、自分にとって大切な学びとなり、判断力や柔軟さの向上にもつながっています。今後も安全で確実な活動を続けていきたいと思っています。
消防士は、人の命を守るとても大切な仕事です。「人の役に立ちたい」という気持ちを大切に、あなたらしい思いをぜひ消防の現場で生かしてください。皆さんの前向きな挑戦を心から応援しています。

※掲載職員の所属・職位は令和8年2月現在のものです。