私は公共建築物の工事に関する設計や現場監理業務を担当しており、法令などに基づいて正しく設計・施工がされているかを監理しています。学校、こども園、公民館、消防署など、市民の皆さんに利用され、長年にわたってまちに残り続ける公共施設の工事に携わることができるのが今の仕事の魅力です。
静岡市の建築職の業務は、私が現在担当しているような工事設計・現場監理だけでなく、建築確認申請や建築物の耐震対策、都市計画など、多岐にわたります。建築に関する様々な分野の業務が経験できるのは、市役所の建築職だからこそだと思います。
同じ職場には、経験が豊富で頼れる上司や先輩職員がたくさんいます。わからないことがあればいつでも相談に乗ってくれたり、実際に工事を行っている現場で研修を開いてくださったりと、仕事を通じて多くの学びを得る機会を与えていただいています。
また、工事を担当する際は、建築職以外にも電気職、機械職、関係部署といった多くの職員と関わるため、建築以外の知識も求められることに大変さを感じます。しかし、そのことが自分自身の視野を広げ、さらに成長するきっかけとなっています。
私が行政の建築職を志望したのは、建築に関わる様々な分野の仕事を幅広く経験でき、自分の成長に繋がると考えたからです。また、静岡市は自分が生まれ育ったまちであり、そのまちづくりに主体的にかかわることができる点に魅力を感じ、就職先として静岡市役所を選択しました。
学生時代には、勉強はもちろんのこと、様々な経験を通して学べることがたくさんあります。興味を持ったことに積極的に挑戦し、やってみたい仕事や自分が進みたい道を見つけてください。その結果が、私と同じように静岡市役所の建築職だったら嬉しいです。皆さんの就職活動を応援しています！
※掲載職員の所属・職位は令和4年3月現在のものです。