私は敬老事業に関する業務を担当しています。多年にわたり社会に尽くしてこられた高齢者に敬愛の意を表し、お祝い金・お祝い品の贈呈や自治会などが行う敬老会への補助金交付などを行っています。100歳の記念品(肖像画など)を直接お渡しした際、優しく微笑みながら「まだまだ長生きするね」と喜んでくださったことが印象に残っています。
私の職場は月に1度の係定期ミーティングで情報共有を行うなど、業務のサポート体制が整っており、繁忙期も職員同士で助け合いながら仕事を行っています。日頃からコミュニケーションを大切にしているため、いつでも相談できる和気あいあいとした職場です。
現在の職場で苦労したことは、敬老事業の対象者の方からの問合せ対応です。納得がいかない様子の相談者に対し、納得していただけるように説明するのが大変でしたが、しっかりと相手の意見に傾聴し、相手に伝わるようにわかりやすい言葉を使うことを意識しながら対応しました。
こうした難しい対応がある一方で、市職員の仕事は、日々の業務やイベントなどを通じて市民の皆さんの笑顔に直接触れることができます。また、他課の職員と協力しながら仕事を進めることでやりがいを共有できることが大きな魅力だと思います。
私は大学進学をきっかけに静岡市に転入し、このまちの魅力や人の温かさを知りました。そして、在学中に静岡まつりのボランティア活動に参加したことをきっかけに、市民の皆さんとの協働を通じてまちを盛り上げたい!と思うようになり、最終的に静岡市役所を志望しました。
皆さんも、ぜひ様々な機会を活用し、多くの人と関わってください。私自身、市民の皆さんや事業者、自治会など、様々な人と関わりながら仕事を進める中で感じたことですが、学生時代に多くの人と関わった経験が、働くうえできっと活きてくると思います。