精神
駿河区役所 駿河福祉事務所 生活支援課
主任主事
平成29年度採用
配属先
平成29年度~平成31年度
こころの健康センター
令和2年度~
現所属

ひとに寄り添う仕事

私は現在、生活保護のケースワーカーとして受給者が適切に制度を利用できるよう指導したり相談を受けたりする業務を行っています。
生活保護の申請に来庁される方は、今日の食事にも困っており、本当に行き詰った様子で相談に来られる方もいます。そんなお困りの方に対し、一時金の支給や食糧支援の御案内、生活保護の申請などで力になることができ、「本当にありがとう」と言っていただけることがとても嬉しく思います。
生活保護はその人を取り巻く生活全般について支援を行うため、場合によっては高齢者施設やグループホームへの入所、障害者サービスの申請など多くの制度を活用しながら支援を行っていくことになります。そのため、他課の職員に制度の利用方法について確認したり、ほかに活用できる制度が無いか相談したりなど、多くの職員と連携して業務を行う場面もあります。

助け合いの職場

現在の所属は新職員の配属が多く、ケースワーカーの大半が20代~30代で構成されています。職場内は明るい雰囲気で職員同士の仲も良く、仕事で困った時には互いに助け合っています。
若手職員が多いため、結婚や出産といった嬉しい知らせも多く、男性職員も積極的に育児休業などを取得しているため、休暇取得の際にはお互い様と言ってもらえる環境です。
静岡市役所は、福利厚生も手厚く職場の理解もあるため、これから結婚し子育てしていく方にも魅力的な環境が整っていると思います。私も配偶者の出産休暇、育児参加休暇、育児休業を組み合わせて取得しました!

専門職だからこそ力になれる仕事がある

生活保護を受給されている方は、各種依存症・発達障害・知的障害・精神障害・認知症などの様々な理由で生活保護受給に至っており、ケースワーカーは、それぞれの状況に応じて生活保護法上の指導(助言)をしていかなくてはなりません。時には病状により精神的に安定せず対応が困難になる相手方に対しての正しい対応の仕方や障害の特徴などについて、精神職の職員として他職種の同僚に助言することがあります。職場全体が円滑に業務を行えるよう自身の専門性を発揮できることが一番の存在意義と感じています。
静岡市は政令指定都市であるため、他の自治体とは違い児童相談所や保健所などを有しており、専門職として多くの経験を積める絶好の環境だと思います。

とある1日のスケジュール

8:30
勤務開始
9:00
受給者宅訪問調査
12:00
昼休み
13:00
訪問記事作成
15:00
翌月分保護費の計算
17:15
勤務終了

※掲載職員の所属・職位は令和5年3月現在のものです。

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