私は市が発注する工事について、設計どおりの成果や品質が確保されているかを確認する工事検査を主に担当しています。成果物が適切であるか最終的な判断をする責任ある仕事にやりがいを感じます。
市役所内の各部局から工事検査の依頼が来るため、上下水道関係など、自分が経験したことのない分野の検査を行うときは基礎知識がなく苦労しましたが、各分野の設計知識や法令を学んだり、先輩職員が担当する検査に同行したりして経験を積むように心掛けています。
廃棄物処理課(沼上清掃工場)に所属していたとき、可燃ごみの焼却施設で機器の不具合が発生したことがありました。ごみの受入停止になれば市民生活に大きな影響が出てしまうため、チーム一丸となって対応策を検討しました。機器トラブルを無事解決し、ごみの受入れを継続できたときは、大きな達成感を感じるとともにインフラ施設を維持管理することの責任を強く感じました。
就職活動を行うなかで志望する業界ややりたい仕事が決められず悩んでいたとき、親族の話がきっかけで静岡市役所の機械職の存在を知りました。調べてみると、公共施設の改修工事やプラント設備の維持管理など、幅広い分野で様々な仕事ができることに魅力を感じ、静岡市職員を目指すようになりました。
機械職は、機械の知識を生かして市民の生活を支える非常にやりがいのある仕事です。就職活動では迷うことも多いと思いますが、市の機械職に魅力を感じたらぜひ受験してみてください。皆さんの就職活動を心から応援しています。