私は現在、学校給食に関するウェブサイトの構築・運営業務や残さい収集運搬業務、学校給食用物資購入などの各種委託契約事務を担当しています。学校へのアンケートなどで、給食の時間が楽しいという声を聞くと、自身が担当している業務一つ一つが積み重なって、子どもたちの楽しい時間を支えられているのかな、と実感することができます。
現在の所属は、事務職だけでなく技術職や栄養士の同僚もいるため、それぞれの専門分野の話を聞く機会も多く、打合せに参加するだけでも新しいことを勉強できる環境です。給食提供に関わる事態が起こった際には、子どもたちの楽しい給食時間が保たれるよう所属一丸となって対応するのですが、そのときの団結した雰囲気は特別なものだと感じます。
前職である教員時代に地域補導・中央補導という市の仕事に参加し、青少年への声掛けを行った際に、子どもたちへの支援には様々な形があるという事を実感したことや、担任として生徒の教育に携わり、学習面だけでなく経済面や家庭環境など、多くの側面からの支援が必要性だと感じたことが市の職員への転職を考えたきっかけでした。
市の職員として働くと、様々な形で市民の方に寄り添うことができます。前の所属である子育て支援課の窓口には、お子さんのこども園への入園を希望される市民の方が多くいらっしゃいました。当時の私の仕事は、そんな来庁者に、どんな理由で入園を希望されているのか、どんなこども園を探されているのかなどを直接伺って、相談に乗ることでした。市民の方の目線で親身に寄り添ってお話しする中で感謝の言葉をいただくこともあったのがとても印象に残っています。
静岡市の職員を目指している皆さんに伝えたいことは、「自身が人より長けているものに気づくこと。出会う人の長けているものに気づくこと。そのためにたくさんの人に出会い関わりを持ち楽しむこと。」です。私は、現所属の先輩方や技術職・栄養士、前所属の同僚や保育教諭、他所属で働く経験豊富な同期など、多くの人と関わり、共に仕事をしてきました。一緒に業務を行ったり話し合ったりする度に、「この人の考え方は凄いな」「この人の行動力は見習いたい」と感動してばかりです。当初は、自分の長所は何があるんだ、とネガティブに捉えていた時もありましたが、今はそういったコミュニティの広さを生かして、自身の業務で分からないことを聞いたり、別の人に紹介したりすることができる能力が自分の長所だと捉えています。皆さんも、自身の周りの人の長けているところに気づき、交流を広げる力を養っていってください。