大学卒業後、民間企業で働くうちに、替えの利かない、ここでしかできない仕事をしてみたいと思うようになり、人々の生活に欠くことができない行政サービスを提供する公務員の仕事に興味を持ちました。静岡市を受験したのは、『「世界に輝く静岡」の実現』を掲げたまちづくりをする静岡市であれば、市民の生活を支えるやりがいのある仕事をしながら、海外インターンシップ等の経験を生かし、幅広いフィールドで様々な経験ができると思ったからです。
最初に配属された地域防災係では、市民の安心・安全を支える、責任のある仕事をしているというプレッシャーを強く感じましたが、先輩職員や上司に指導していただきながら実際に市民の方々と接する中で自信を持って業務にあたることができるようになりました。
現在私は、駿河区の魅力を市内外に発信する地域振興係の仕事を担当しています。令和4年度に初開催となった区役所主催のイベント「駿河トロベーweek」では、企画から実施まで一から取り組みました。何もないところからのスタートだったので、大変な場面も少なからずありましたが、職員同士協力し合い、ファイナルイベントではたくさんの来場者の楽しそうな笑顔や出店者の嬉しい声に触れることができたため、大きな達成感を得ることができました。
また、私の職場では担当業務以外の業務を職員同士が助け合い行う場面も多くあります。普段から和気あいあいとした雰囲気の中で仕事をしているので、困った時も先輩職員や上司に相談がしやすく、とても温かい職場です。
自然豊かな歴史ある都市であり、世界水準でまちづくりを考えている静岡市は、職員にとって多彩な活躍の場が用意されている職場だと思います。他部署の職員の話を聞いていても、「そんな仕事もあるんだ!」と驚くことが多いです。また、多種多様なバックグラウンドをもった方と出会い交流することができるため、自分の世界を広げ、成長することのできる魅力的な職場だと思います。
静岡市の職員を目指す皆さんには、好奇心を大切に「やってみたい」「行ってみたい」と思ったらぜひ行動してみてほしいと思います。経験を通して視野を広げることで新しいアイディアや企画に繋がりますし、何よりも自分自身が楽しく仕事ができるようになると思います。