保健福祉センターで働く保健師として、赤ちゃんから高齢者の方まで全ての人が健康に生活できるようサポートしています。育児相談、家庭訪問における育児や健康の相談、健康教育を通して、育児・健康づくりに関する情報提供等を行っています。
事務職、栄養士、心理職、歯科衛生士など多彩な職種の方と一緒に仕事をするので、職種間の連携は常に意識し、コミュニケーションを大切にするよう心がけています。
育児で困っている家庭に訪問した際、悩み事を聞き、支援サービスの情報提供や具体的な対処方法についてアドバイスしたところ、「あなたに相談できて良かった」「安心した」という声を頂き、保健師としての仕事にやりがいを感じました。
育児休業期間を終えて職場に復帰した後、子どもの急な体調不良で休暇を取得しなければならないことが多かったのですが、保健師の先輩が仕事の進め方も含めて相談に乗ってくれました。子育てしながらでも仕事を続けることができているのは、職場スタッフのサポートのおかげだと感謝しています。静岡市役所には、短時間勤務や部分休業などの制度もあり、子育てをしながら仕事がしやすい職場です。
私は前職で看護師として総合病院に勤務していました。行政の保健師は、地区全体を見た健康課題の把握や病気の予防にも力を入れており、当初は仕事内容の違いに戸惑いましたが、先輩方が丁寧に仕事を教えてくださり、様々な経験も経て、仕事が楽しくなりました。
転職希望者の方は、保健師の仕事に生かせるご自身の経験・強みは何か、という視点でこれまでの職歴を振り返っておくと良いと思います。学生の方は、国家試験と公務員試験という2つの試験があるので、早めの試験対策が効果的です。
保健師は、市民と直接関わることが多く、様々な職種の方からの刺激を受けながらキャリアアップできる点が魅力です。一緒に仕事ができることを楽しみにしています。