こども園における給食・おやつの調理、事務、食育活動を担当しています。調理においては、同僚の調理員と協力して意見を出し合いながら、子どもたちに苦手な食材を少しでも食べてもらいたいという思いで、彩り豊かな盛り付けや嗜好に合わせた味付けを心がけています。「嫌いだったけどおいしかった」、「元気もりもりになりたいから一口食べてみる」といった子どもたちの声に成長を実感することができ、日々やりがいを感じています。
初めて行った食育活動では、子どもの興味を引くことができず、自分が思い描いたとおりに進めることができませんでした。そこで、先輩職員に相談し、保育教諭とも話し合いを重ねながら、伝わりやすい言葉選び、見やすいイラスト・実物を使用した体験実習などを取り入れました。今では、子どもたちが楽しみながら参加してくれます。工夫次第で、子どもたちの反応が大きく変わることを実感しました。
給食室の責任者として、衛生管理は徹底しなければいけません。私は、衛生管理や調理工程について気になることがあれば、些細なことでも、根拠の確認に加え、周囲に相談することを心がけています。衛生管理は自分だけの問題ではなく、共通認識が大切です。お互いに相談・確認し合える職場環境や人間関係をつくるよう、日頃からチームワークを大切にしています。いつでも笑顔で真剣に仕事に取り組む雰囲気があるので、気軽に相談できる職場です。
こども園調理栄養士は、栄養管理はもちろんですが、調理を行うことがメインの仕事です。切る量も多いので、包丁を使うのに慣れておくと良いと思います。またレシピ本やSNSなどで作ってみたいものを探し、イメージを膨らめておくと楽みながら働けると思います。毎日の給食をとても楽しみにしてくれている子どもたちのために、一緒に働ける日を楽しみにしています。