私は緑地政策課緑化推進係で、主に生産緑地の指定に関する事務を担当しています。また、一定規模以上の土地に建築が行われる場合には、木や生垣を植えてもらう緑化協議も行っています。全ての人々の生活に潤いと安らぎを与える「みどり」は、静岡市のまちづくりにおける重要な要素であり、「みどり」の事業に携わっていることを誇りに思います。
電話での問合せや窓口に来られる方も多く、毎日慌ただしく時間が流れていますが、職員同士が気軽にフォローし合える雰囲気で、とても仕事がしやすい職場環境です。
治山林道課では、「治山堰堤(えんてい)」という土砂災害から住民の命を守るダムのような構造物の工事を担当しました。将来もずっと目に見える形で残るものを造る仕事は、まちづくりに関わっているという実感が湧きます。
公園整備課で新しい公園の工事を監督したときには、排水管をつなげるために地面を掘ったら、別の管が出てくるという予想外の出来事に直面しました。施工業者や地元の方、市の関係課と協議を重ねる過程で多くの方に協力してもらい、出てきた別の管を迂回させてもらうことで解決ができました。この経験により、問題に直面した際の相談先や解決するための知識が広がり、自分自身も大きく成長することができました。完成した公園で遊んでいる子どもの笑顔を見て、「この仕事をしてよかった」と心から感じました。
市役所には、一緒に働く仲間がたくさんいます。そして、一人ひとり得意なことが違います。事務処理が早い人、窓口応対が上手な人、調整力がある人。私は、今自分にできることは何か考え、積極的にアイデアを出すように意識しています。それぞれの個性が融合することで、チームとしてスムーズに仕事を進めることができると思います。
私自身、土木職としての知識と経験を積み上げて、臨機応変な対応もできるようになってきましたが、今でも初めて知ることがたくさんあります。自分の経験だけでなく、先輩や同僚の考え方や経験談も吸収するように心がけています。