こども園調理栄養士
子ども未来局 丸子こども園
調理栄養士
令和5年度採用
配属先
令和5年度~
現所属

こどもたちの健康な体づくりを支える仕事

市立こども園で園児の昼食(離乳食や乳児・幼児食)や手作りおやつなどをこどもたちの年齢に合わせて調理するのがこども園調理栄養士の主な仕事です。献立作成や食材の発注なども行うので、アレルギーのあるこどもにも配慮した献立となるように工夫しています。安全安心かつ楽しい食事を作るという緊張感はありますが、調理員の方たちと声を掛け合いコミュニケーションをとりながら調理を進めています。
離乳食を食べていた子が普通食を上手にたくさん食べているところを見た時、成長している姿に感動し、とてもうれしくなります。月に数回、こどもたちと一緒に給食を食べるのですが、こどもたちと会話を楽しみながら、喫食状況などクラスごとの特色を把握し日々の業務に生かしています。

五感を使った食育活動

こどもたちへの食育活動では、“鰹出汁と昆布出汁の飲み比べ”や“冷凍バナナ・常温バナナどっちが甘く感じるかな”など、こどもたちが体験しながら学ぶ機会を大切にしています。こどもたちが話を聞いて教わるだけの食育ではなく、食材を触ったり匂いを嗅いだり五感を使って体験できる食育活動に力を入れています。体験することでこどもたちの記憶に残り、生きていくための土台になっていくと思います。以前行った食育内容を覚えていてくれる子も多く、「また、あの食育やって!」などの反応がとてもうれしく、これからもこどもたちの興味と好奇心を大切にして、食育の幅を広げていきたいと考えています。

食を通じて保育教諭、保護者とつながる

保育教諭や保護者の方との情報交換など、連携の大切さを日々学んでいます。保育教諭とは事前によく話し合い、量の加減など、こどもたちの情報を聞いた上で、調理に臨むように心掛けています。また、こどもたちに人気のメニューを一口サイズで作り、お迎えにきた保護者の方に試食してもらう“丸子キッチン”を開催し、こどもたちと同じ食育体験ができる機会を設けています。こどもたちと保護者が体験を共有することにより、こどもたちの学びがさらに深くなり、両者の反応の違いを見ることで調理の参考にもなっています。
こども園調理栄養士はこどもたちと関わる機会が多く、こどもたちから刺激を受けながら自分自身も成長できる点が魅力です。こどもたちの笑顔のために一緒に働けることを楽しみにしています。

とある1日のスケジュール

8:30
勤務開始、検品・材料の下処理
9:00
給食調理開始
10:50
配膳
11:30
片付け
12:00
昼休み
13:00
おやつ調理開始
14:30
配膳
15:00
調理員同士の翌日の打合せ、帳票類事務
15:30
下膳・片付け
16:30
事務作業
17:00
保育教諭と打合せ(アレルギー確認)
17:15
勤務終了

※掲載職員の所属・職位は令和7年2月現在のものです。

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