私は今年度から現在の園に配属されましたが、一緒に担当している先生たちは何でも話せる存在で、保育の悩みを相談したり、こどもの可愛らしい姿を伝え合ったりしています。日頃から情報を共有することで連携が取れ、自分も安心して保育に向き合うことができています。現在の職場は同年代の職員から長年経験を重ねてきた職員まで年齢層が幅広いですが、会議や園内研修でも話がしやすく、とても温かい雰囲気です。
今年度、私は“こども新年会”の企画運営を担当しました。お年玉用おもちゃの用意や獅子舞の動きの確認など、保育の合間に計画的に準備を進めました。他の先生たちの協力もあり、こども新年会の当日にこどもたちの楽しそうな笑顔を見た時は、とてもうれしく達成感がありました。
私は現在1歳児クラスを担当しています。1歳児クラスは半数以上が新入園児で、4月の慣らし保育では新しい環境に戸惑う子が多く、毎日涙でいっぱいの子もいました。一緒に絵本を読んだり、ふれあい遊びをしたり、毎日遊ぶ中で少しずつ信頼関係ができ、5月になると自分でバッグを持ちニコニコして登園するようになりました。その時は、その子にとってこども園が安心できる場所になったと感じ、とてもうれしい気持ちになりました。また、遊びたいおもちゃがあった時に自分から「貸して」と言葉で伝えたり、泣いている子の頭を「いいこ、いいこ」と撫でたり、こどもたちが成長する姿を間近で見ていると、胸がじーんと熱くなります。
私がいつも心掛けていることはこどもの目線に立つことです。こどもたちにはどのような景色が見えていて、何を面白いと感じているのか、気持ちを理解することを大切にしています。こどもが悲しくて泣いている時やこども同士のトラブルがあった時も、こどもたちに寄り添い、どうしたかったのか、どうすればいいのかを一緒に考えるようにしています。また、こども園には様々な特性を持つこどもがいるため、それぞれのこどもや保護者にとってどのような保育がよいのかを考える上でも、送迎の時などにこどもの様子を保護者と共有しコミュニケーションをとるよう意識しています。
※掲載職員の所属・職位は令和7年2月現在のものです。