私が所属している子育て支援課こども家庭センターでは、子育てに関する様々な疑問や相談を受け、こどもたちが安心して生活できるような環境づくりのサポートをしています。
私は、相談に来られた保護者から家庭環境や生活状況を聴き取り、静岡市が提供している子育て支援制度の案内や、必要に応じて学校や病院などの関係機関との連絡調整をしています。
私一人では分からないこともありますが、気軽に相談しやすい職場なので、先輩方にアドバイスをいただきながら日々業務にあたっています。
日々保護者と関わっていると、子育ての大変さを目の当たりにします。相談の中では、こどもへの愛情はあってもこどもに辛く当たってしまうという声も耳にします。
頑張っていない保護者はいません。どのようにしたら負担が軽くなり、こどもにとってより良い環境になるのかを保護者と一緒に話し合い、少しでも笑みをこぼす瞬間があれば良いなと思いながら日々奮闘しています。その中でこどもや保護者の笑顔が見られた時に、この仕事のやりがいを感じています。
業務を円滑に進めるためには、職員同士の役割分担が重要になります。私が担当した事例では、配慮が必要なお子さんの進路に悩む保護者から相談を受けた際に、教育局の職員と一緒に対応したことがありました。事前に職員同士で密に情報を共有していたので、スムーズに支援を提案することができ、無事にその子に合った進学先を見つけることができました。職員同士や関係機関など、人とのつながりや連携の大切さを実感した経験でした。
また、同期の職員は、職場は違えど共に切磋琢磨する仲間です。研修などを通じて同期とのつながりを持っておくと、他の職種と触れ合う機会にもなり刺激にもなります。
社会人になれば、「やらなければならない」がつきものですが、学生時代にはとことん好きなことをして楽しんでください。それがきっと社会人になっても生かされると思います。
※掲載職員の所属・職位は令和7年2月現在のものです。