社会変化のスピードがより激しく、変化を見通すことが困難さを一層増している環境の中で、職員一人ひとりが複数の選択肢の中から、自ら考え選択し、変化にしなやかに行動することが求められます。
市民から信頼される静岡市職員として、責任感と高い倫理感を持ち、全体の奉仕者として行動している
組織や自己のあるべき姿を理解し、チャレンジ精神を持って粘り強く職務に取り組んでいる
自己の職責を自覚し、組織の目的や目標を達成するため、組織の力が最大限発揮できるよう自ら積極的に行動している
令和5年4月~令和9年3月を対象期間とする「静岡市新人材育成ビジョン(改訂版)」では、「人を育てる組織の更なる推進」を取組方針に掲げ、「人を育てる場」、「人を育てる意識」、「自ら成長する意欲(熱意)」を3つの柱とした取組により、組織全体で人材育成を推進します。
「職員は、職場での仕事を通じて成長すること」を意識
「個々の職員の成長意欲を、組織の成果に繋げること」を実現
「職員一人一人の自発的かつ主体的な成長」を促進
人材育成の主役は、職員一人一人であり、OJT、Off-JT、自己啓発のそれぞれの特性や利点を活かしながら、組織全体で人材育成を推進します。
職場での職務を通じて知識・技能・態度等を継続的かつ計画的に指導するもので、人材育成の基盤となるもの。
職場から離れて、業務に必要な知識や能力を学ぶもの。集合研修と派遣研修がある。
職員自らが、知識の習得や能力の向上のため、主に勤務時間外を利用して、自発的かつ主体的に取り組むもの。
静岡市では技術職員の人材育成を計画的に進めています。
静岡市技術職員人材育成ビジョン3MB新規採用職員が、静岡市職員として必要な知識や心構えを学ぶとともに、職員としての成長の方向性について考えることを目的に、採用後、約半年間にわたり複数回、研修を実施します。また、新職員とOJT指導員が直接対話する機会を設け、互いの考え方や視点を学び、指導員の「人を育てる意識」の向上と、新職員の「自ら成長する意欲」の向上に繋げるため、新職員×新職員OJT指導員クロス研修を実施します。
政策形成能力、業務遂行能力、コミュニケーション能力、法務能力など、職務の遂行に必要な知識・スキルを習得するため、選択研修を実施します。選択研修は、受講したい研修を職員自ら選ぶことができます。
静岡市では令和元年7月から、静岡庁舎、清水庁舎、駿河区役所の3庁舎で「おもてなし職員コンシェルジュ」を実施しています。コンシェルジュは各庁舎1階フロアに立ち、来庁される皆さんへの積極的な声掛けや担当課へのご案内、付き添いを行います。 コンシェルジュ事業の目的は「市民満足度の向上」と「職員の育成(応対能力のスキルアップ)」です。最終的には全職員に「おもてなしマインド」を波及させ、“職員総コンシェルジュ”の実現を目指します!
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