人事制度
PERSONNEL SYSTEMS

人材育成型キャリアパス(複線型人事制度)

組織の活性化・強靭化、職員の人材育成を目的に、様々な分野の業務を経験させることによる「ゼネラリストの育成」と、適性に応じた長期的配置による「スペシャリストの育成」を進めています。人材育成型キャリアパスは、一定の行政経験を積んだ職員が、自ら主体的に「働き方のパターン」を選択するもので、自身の適性や仕事に対する考え方を活かして能力の伸長を図ることを可能にする仕組みです。

職員は、「エントリーステージ」で概ね10年3部署の配属・異動を経験したのち、様々な業務経験を通じて自らの職域を拡大させ、広い視野と知識を身につける「職務拡大ステージ」、または、特定の行政分野に継続的に従事することで、高度で専門性の高いスキルや知識を身につける「職務深耕ステージ」のいずれかに進みます。

エントリーステージでの人事異動例

事務職の場合
葵区役所戸籍住民課(3年)
文化振興課(4年)
福祉総務課(3年)
福祉職の場合
駿河福祉事務所生活支援課
(4年)
障害福祉企画課(3年)
児童相談所(3年)
技術職(土木)の場合
清水道路整備課(3年)
都市計画課(3年)
水道施設課(4年)

※上記に限らず、どの職種も人事異動があります。

庁内公募制度

新規事業や一定期間で完了する事業の円滑な遂行のため、高いモチベーションとやる気のある職員を庁内から公募する仕組みです。
また、これに限らず、市では職員が自らのキャリア・職務に対し、主体的に意思表示ができる仕組みとして、自己申告書による所属の異動希望や国・民間企業等への派遣希望などの申出制度があります。

勤務条件

勤務時間

原則として、月曜日~金曜日 午前8時30分~午後5時15分
※消防等、深夜の時間を含む交替制勤務の職場もあります。

休日等

土曜日、日曜日、祝日及び年末年始(12月29日~1月3日)
※勤務時間・休日は、職種・勤務場所等によって異なる場合があります。

休暇等

  • 年次有給休暇:年20日(未使用日数は20日を限度に翌年度に繰り越すことができます。)
  • 特別休暇(結婚、出産、忌服、夏季、両立支援等)
  • 病気休暇、介護休暇、育児休業等

給与

※給与関係の条例等の改正が行われた場合は、その定めるところになります。

初任給 (令和6年4月1日現在、地域手当含む。)

試験区分 初任給
試験の種類 職種
大学卒程度 事務・福祉(行政)・心理・技術 大学新卒者の場合 209,350円
小中学校事務 213,855円
消防士 214,968円
短大卒程度 事務・福祉(行政)・技術 短大新卒者の場合 189,952円
消防士 198,326円
高校卒程度 事務・技術 高校新卒者の場合 175,536円
消防士 180,942円
免許資格職 獣医師 6年制大学新卒者の場合 234,154円
薬剤師(行政)
保健師 大学新卒者の場合 234,048円
精神 209,350円
保育教諭 213,060円
栄養士 208,608円
こども園調理栄養士 203,520円
民間企業等職務経験者 事務(デジタル)・技術・精神 大学卒、採用時年齢30歳、職務経験年数8年の場合 266,378円
保健師 273,374円
保育教諭 251,432円
獣医師 大学卒、採用時年齢30歳、職務経験年数6年の場合 274,646円
障がい者 事務 大学新卒者の場合 209,350円
就職氷河期世代 事務 大学卒・採用時年齢45歳・週28時間の非正規労働14年間の場合 241,468円

期末・勤勉手当

給料月額等の1か月分をベースに、年2回に分けて、合計4.50か月分(令和6年4月1日現在)の期末・勤勉手当が支給されます。
※採用初年度は、実際に勤務した期間によって支給月数が異なります。

その他手当

支給要件によって、通勤手当、住居手当、扶養手当、時間外勤務手当等を支給します。

福利厚生制度

健康管理

全職員を対象とした定期健康診断をはじめ、がん検診や個別の健康相談、メンタルヘルス相談、人間ドック等の助成制度などにより、健康増進、病気の予防や早期発見など、職員の健康管理に関する取組を充実させています。

福利厚生

慶弔時などの互助給付のほか、財形貯蓄、各種厚生資金の貸付、宿泊・保健施設などの利用助成を行っています。また、職員スポーツ大会、各種サークル活動なども盛んに行われています。